極真会館 浜井派 静岡県/愛知県本部
極真会館 浜井派 静岡県/愛知県本部
頭は低く目は高く口慎んで心広く
孝を原点として他を益す
極真会館浜井派
静岡県愛知県本部
本部長 木島洋司
木島道場・小山道場・竹内道場
指導員紹介
Lower your head, lift up your eyes,
close your lips and open your mind; serve other people with filial piety
as the starting point
一つ我々は心身を錬磨し
確固不抜の神技を極めること
一つ我々は武の神髄を極め
機に発し感に敏なること
一つ我々は質実剛健を持って
克己の精神を涵養すること
一つ我々は礼節を重んじ
長上を敬し粗暴の振舞いを慎むこと
一つ我々は神仏を尊び
謙譲の美徳を忘れざること
一つ我々は知性と体力とを向上させ
事に臨んで過たざること
一つ我々は生涯の修行を空手の道に通じ
極真の道を全うすること
極真武道精神
道場訓
武道としての極真空手を追求すべく日々鍛錬しています。『力と感謝』の精神を一人でもおおくの人に伝えてゆきたいと思います。現在も剣術、体術、武器術も日々修行中!
極真会館浜井派
静岡県愛知県本部
指導員 木島奈奈
極真会館浜井派
静岡県愛知県本部
指導員 竹内仁宏
極真会館浜井派
静岡県愛知県本部
副本部長 小山慎太郎
極真の魅力と『力と感謝』の極真精神を広めていきたいと思います。楽しく長く空手を続けていきましょう!
1.挑戦
「君達、恐がっていたらだめだよ。私だって戦う前はとても恐かったよ。しかし、一旦試合になってしまえば、命を捨てたものの勝ちだ。人が十回やる
ところを 十五回やる。常に自分の限界を破り挑戦し続けていくところに男のロマンがある。断崖をよじ登っていく時、そこで休めば必ず落ちる。だか
ら苦しくても一歩、 もう一歩登っていくしかないよ。情熱を傾けて自分の身を殺して理想に近づいて行かなくてはならない。だから挑戦することを忘
れたらダメだ」
2.志
「男が一度志しを立てたら、それに向かって行かなくてはいけない。なり振り構わずガムシャラにやらなければい けない。幸せと、安定を望んで、それ
を手に入れた瞬間から落ちてゆくんだ。だから、いつまでも志を高く持って生きていかなくてはならないのだ。その為の努 力と苦労なら朝も夜も惜し
んではならない」
3.迷うことなかれ
「金は尊いが、かねの奴隷になってはいけない。お金が目的であってはいけないのだ。あくまでも手段に過ぎない。お金を失う事は小さい事であるが、
勇気を失う事は大きな事だ。勇気を失う事は自分を失う事だ」
4.苦しみから逃げるな
「君ねぇ、自分が苦しい時は相手も苦しいんだよ。だから、相手が休んでいた時に自分も休んでいたら何にもなら ないよ。そこで一歩踏み込んで進むん
だ。この一歩が出来るか出来ないかが勝負の分かれ目だよ。苦しい時に苦しさから逃げようとすると苦しみが後から追って 来るんだ。だから苦しみを
反対に追っていくんだよ。苦しみを追っていけば、苦しみは逃げて行くよ」
5.臥竜
「私は臥竜という型は好きだ。何故なら、竜が空に飛び立ち、天に昇っていくからだ。いいか君達、竜は湖の底深 くに住んでいる。そしていつも天を見
ているんだ。雲が来るのをじっと待っているんだ。一年かもしれない。二年かもしれない。そして雲が来た瞬間に、雲に乗 り天へ帰って行くんだ。
いいか君達、チャンスは一回切りだよ。二回も三回もないよ。雲に乗る用意をしていつでも飛べるように爪を磨き、雲に乗る用意をして いるんだ。」
6.ネバーギブアップ
「極真空手を稽古している者は、普通の人の考え方や行動をしてはいけない。物の見方、考え方、行動の仕方がま るっきり違っていなければ成功しない
よ。人様と同じように考えたり、行動をしたり、休んだり、嫌がったり、喜んだり、努力してもダメだ。組手もそうだ。自 分だけの間合い、受け、技
というものを研究し、探求しなければいけない。だから決して諦めたらダメなんだよ。ネバーギブアップ」
7.母親
「あのね、本当に強い人になろうとしたら、弱いものを助けてやらなくてはならない。人前で威張っていて、強 がっている奴、集団を組む奴は偽物だ。
家の中ではお母さんが一番弱い。だからお母さんを大切にしなくてはいけない。自分を産んでくれて、何の見返りも考え ず愛情をたっぷりとかけて育
ててくれたお母さんの恩を忘れたらダメだよ。不幸にもお母さんがいなくても、お母さんの代わりの人はいるはずだ。親孝行出来る 人が友を大切に
し、故郷を思い、日本を愛し、世界の平和を考える事が出来る。だから君、偉くなろう、強くなろうと思うのなら、まずお母さんを大切にしなさい。
そして立派な人になったなと言われなければだめだよ」
8.極真は
「真は三年、極は三十年という意味である。石上三年を私は十年と行っているが、三十年間稽古しなければ、極真 の意味は分からないよ。自分の体力を
極め、技を極め、組手を極める。しかし、自分自身を極めることを忘れてはいけない。君の人生は君の物であって、君は主 人公なのだから、全力で努
力精進して全てのことから逃げずに体験することだ。この体験だけが自分の自信となり、血肉となり、宝となるんだから」
9.極真精神の意味
「頭は低く、目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益す。頭を低くとは、驕ることなく。目を高くと は、高い志を堅持すること。口慎んで心
広くとは、人の悪口を言ったり、口先だけの人にならず、人や物を慈しむ大きな心。孝を原点とし、親、師、先輩、友 人、国を愛し、恩と感謝の心を
持つ。他を益する。自分が人の為、世の為になりたいと行動すること」
10.正拳
「私は未だに疑問に思うよ。この正拳の握り方が正しいのか、いつも考えている」
大山総裁は1994年70才で亡くなるまで、この言葉を言っていました。私には戒めに思います。牛を倒し、その角を折った私でも、これで本当に正拳
が正 しいのか、正しくないのか、「人間は完全はあり得ない。しかし、完全を目指す所が極真の道への修行である」と。「君達慢心してはいけないん
だよ」と。
そして大山総裁は70才まで週三回内弟子稽古、茶黒帯研究会の指導をしておりました。生涯現役、一武道家でした。弟子に後ろ姿をいつも見せていた
ように思 います。「私は稽古して心を正しているんだ。だから空手着を着て稽古しているのだよ。空手着を着て稽古している人から尊敬され、先生、
師範と呼ばれるの だ。空手着を着なくなったらただの人だよ。君、忘れてはいけないよ」亡くなる直前まで「覇気」を大切にするように言っておられ
ました。
「覇者王道」とも言ってました。勇気は丹田力、丹田力は覇気、この覇気ならずに物事の成就はならないという意味だと思います。「覇気は万事の
元」。空手は 徒手空拳。何も持たないからこそ「覇気」を強くして技を磨き、日夜鍛錬し、自信を持ち、その上で個人を尊重し、礼していく事が「日
本の心」、「日本の精神 である」という事を忘れずにいたいと思います。大山総裁は「日本人が東洋の心、日本の心を忘れてしまったらだめだよ」
と常日頃から言われました。
大山倍逹の教え